ベッカムの名シーン(名言)

現在サッカー選手として、最も大きな富を持つベッカム。
ロンドン北部に立てられた彼の家は、その大きさや美しさからベッキンガム宮殿と称される。
ベッカムは一時サムライヘアーという髪型にしていたが、その髪の毛には一日につき百万以上の費用がかかっていたという。

 日韓ワールドカップ以後、ベッカムはスタープレーヤーとしてその名を世界に知らしめ、際立った容姿や注目度から数々のCMや雑誌に顔を並べた。
サッカー選手として所属クラブから支払われる年俸ではなく、そういったメディアに露出する際の契約金がベッカムの収入の大半を占めていた。

 このように、サッカー選手ではなくモデルや芸能人のような存在になりつつあったベッカムに、批判の声が上がらないはずがなかった。
ベッカムの親代わりとしても知られるかのアレックス・ファーガソンでさえも、息子同様のベッカムがサッカーに集中できない環境にいることを快く思っていなかったという。

 数年前、ベッカムはとある病院を訪問していた。
退屈な病院に憧れのサッカー選手が訪れたことで、子供たちは大いに喜んだ。
普段は病からベッドから起き上がることができない少年も、飛び起きてベッカムを迎えたという。
ベッカムはその後のインタビューで「だから僕はスター選手でい続けなければならないんだ。
」とコメントした。

確かに、ベッカムの姿は常に正しかったわけではないのかもしれない。
しかし、スタープレイヤーという自分に課せられた責任を自覚し、自分にしかできないその役目を必死に果たそうとしていたのだろう。