ジェンナーロ・ガットゥーゾのプレースタイル

華麗なテクニックも、ゲームを支配する繊細なパスも、ガットゥーゾにはない。

しかし、「俺がボールを10回奪うことは、1ゴールか、もしくはそれ以上の価値がある」や「俺にはルイコスタやトッティの代わりは務まらない。

しかし、彼らにだって俺の代わりは絶対に務まらない」などの、不器用ながらも自分のことを信じて疑わない姿勢を表す言葉の通り、ガットゥーゾのプレースタイルは常に情熱的である。

雄叫びをあげながら縦横無尽にボールを追いかけ、相手選手の怪我もいとわないタックルでボールを奪い取る。

そんなガットゥーゾの姿を見て、監督も世界屈指のチームの一角として彼を使わずにはいられないのであろう。

カップ戦の場合90分で決着のつかない時、サッカー延長戦に突入する。

厳しい練習を積むプロの選手でも、延長戦には足をつってしまう選手が出てくる。

そんな中、ガットゥーゾは敵陣ゴール前からトップスピードで自陣ゴール前まで戻ってディフェンスに翻弄する彼に普段から共にプレーしているチームメイトさえも驚くという。